ルネ・コラールは、知る人ぞ知るRM。上質なシャンパンを製造するRMとして有名でしたが、現在は生産しておらず、欧米でも見つけるのは非常に困難です。
ルネ・コラール氏 (86)は、1995年の収穫を最後にリタイアした地元の名士でシャンパーニュの歴史に書かせない人物。ヴァレ・ド・ラ・マルヌの地に適したピノ・ムニエを年により80~100%使い、残りがシャルドネという品種構成。ワイン造りを始めた戦時中の1943年以来、畑において除草剤などの薬品を一切使ったことがなく、醸造においては大樽・エナメルタンクを使用し、マロラクティック醗酵は行わず、ドサージュも一切なし。圧巻は地下25mまで石灰岩を掘り抜いた天然セラーで、気温は年間を通じて6.5℃という超低温!長期熟成には適さないと言われるピノ・ムニエをここまで美しく熟成させる秘訣がこのカーヴにあります。ランスで名高い星付きレストランのボワイエ「レ・クレイエール」がRMとしては異例に多くのルネ・コラールの古酒をオンリストしています。